25話 『炎の再会』






感動の親子の再会を果たした釧路親子。
そしてやっぱり泣き担当の銃兵衛さん。
必人君はイフリートが壊れてしまい傷心中です。
町まで親子を送ろうかと銃兵衛さんが提案しますが、
あの町長のしきる町に返すの…………?
息子たちとの再会に浸るだけでなく、残した仲間の心配をする釧路親父はオットコ前です。
多分、この人は玉賀パパと酒飲みながら子どもの自慢話を延々とできるよ。
で、やっぱ子どもっていいよなーとか心温まる結論に至りながらも
二人で肩組んで夜遅くに帰ったら子どもsに
「うぇー、父ちゃん酒臭ーい」
とか嫌な顔されて邪険にされ、また二人で泣きながら語り合えるよ。

さて、話逸れましたが。
心配するナナさんの手を振り払ってふてくされるのかと思いきや、
必人君は谷間の川にダイビングでイフリートを探し始めます。
着衣水泳は危険なのでやめましょう。
もう、何てかわゆい子なんだろう…!
コンちゃんも銃兵衛さんも結構ドライで、
誰も助けられないから今はそっとしといて、自分にできることをやろう。な展開。
つつわけで二人はダークリザードんとこに向かいました。
コンちゃんは合流すると信じるみたいですが、イフリートの壊れた彼に何を求めてる。
なんかみんな、情に流されないというか、クールです。
よくありがちなベッタベタに皆が甘やかして手を差し伸べるんではなく
距離を置いて見守ってやることが友情らしいです。
結局ナナちゃんだけ残って必人君を面倒みることに。
「ま、面倒みるっきゃないか」(めっちゃ可愛いナナちゃんショット)
が、すぐに見失う。(笑)

一方町長さんは、釧路親父を逃がしたみんなを一週間飯抜きの刑に処します。
文句を言った人は二週間に伸ばされました。
沢松はドラクエ5で強制労働というもののイメージを掴んだ人間なので、
やっぱり生温いなーと思うわけです。
(5が結構、子どもながらに怖かったんです)
個人的には、町長は開眼すると小物くさいので
あの似非テルマみたいなにっこり笑顔で悪党やってほしいです。


必人君がいくら泳いで探しても、イフリートは見つからないわけで。
(前回最後でなめこ汁が取ってったしね)
「くそぅ、くそぅ、くそーっ!!!」
とか言いながら砂利の上でばんばん手を叩きつける悲痛必人君。
「父ちゃん、ごめんな。父ちゃんから貰った、大切なイフリート、駄目にしちまった。
 俺、実力も無いのに、イフリートを振り回して、いい気になってただけだったんだ。
 ………………ごめんな、父ちゃん」
言うほどいい気になってましたっけ?せいぜい、15〜16話目のぐらいしか思いつきませんが。
そこまで自分を追い詰めちゃだめだよ?ほら、緑っ子を見習って!?

そうしたらどこからか高笑いが。
あーなんか来ちゃいましたね。
天知る地知るなめこ汁の人。
「父から貰った唯一無二のビーダマン、それを使いこなして強敵を倒し、
 ついにはあの蔵木コドウと大接戦、惜しくも敗れはしたものの、
 B-1クラッシュカップの準優勝者、その名は、玉賀必人!
 根性実力共に揃って優れたビーダーかと思いきや、
 こいつは早とちりのこんこんちき…頭のビー玉はただのお飾りだったのか?!」
「うるせぇ、おまえには関係ないだろ!」
「根性なしの腰抜けめ、お前の親父と一緒だ」
「何だと……どうして父ちゃんが腰抜けなんだっ!!」
「ダークリザードに捕まるのが怖くてわが子までおっぽり出し、
 逃げ回っているやつのどこが腰抜けじゃないというんだ?」
「違う、父ちゃんは何かわけがあって姿を隠してるんだ。逃げ回ってるんじゃねぇ」
「戦おうとせず、諦めて逃げる。お前と同じ腰抜けだ!」
「違うっ!!父ちゃんは腰抜けなんかじゃない!」
「ほぅ……悔しかったら証明してみろ」 →ビーバトルの流れ

頭のビー玉を馬鹿にしましたが、あんたのネクタイピンとお揃い。
「こんこんちき」とか言っちゃうジャスティス仮面も大好きです。
どこの役者さんですか?愛してます。
何だかんだでビーバトルに発展ですが、
ビーダマンを持ってない必人君になんか貸してあげてます。
もう、親父ったら実は必人に渡したくてたまらなかったんだろ……!


で、勝負。
今回は秘密の組織の訓練場を使うみたいです。
(西園寺グループのことでしょう)
相変わらず危険です。というか、敵の訓練場を使うあたり、図太い神経の玉賀家。
でもテルマさんはそういうとこクラッシュするの大好きだろうなぁ、と寂しい想像。
命中率が大事な訓練場で銃兵衛さんのことを引き合いに出す必人君。
・・・力は必人君、コントロールは銃兵衛さん、連射はコンちゃん。
二丁撃ちでコドウさんも多少キャラ立ちしてはいますが、

テルマってほんと、レギュラーなの?


今日初めて使うビーダマンなのに、何故だか長年の友達のように感じる必人君。
ピンチを撃破すると、不思議なことにパーツが落ちてきました。
使ってみるとあら不思議、パワーアァップ!

二戦目のつり橋あたりでパパによる蔵木擁護発言が聞けました。
「あの蔵木コドウが、最初から優れたビーダーだったと思うか?
 コドウがここで過酷な訓練を受けた。命をかけて、力をもぎ取ったのだ。
 今までお前は命を懸けて求めたものがあるのか玉賀必人!力の無いものには死 あるのみ!」
よかった。
このままコドウさんなりに培ってきた信念っぽいものを
ほったらかしにされちゃうのかと思いましたが。
でも命がけでやる覚悟とかは今は関係ないんじゃないかなぁ。
今んとこ、なんとなーく闇蜥蜴がきな臭くて、なんとなーくほっとけない、って微妙な感じですし。
にしてもパパンのビーダマンの上手さは何なんでしょうか。
必人君のような荒業は無いけど、大人的な技術は素晴らしい。
やっぱ開発とかでの試し撃ちは全部自分でやってたんっしょか。
この頃になって。ちょっとジャスティス仮面をパパンと重ねて懐かしく思っちゃう必人君。

でもすごい楽しそうに岩場を駆け抜ける必人君を見て、
ジャスティス仮面の眼が少し見えるっていうのは……やめてよ。
こういう展開弱いんだからこういうの。

必人君は新ビーダマンをすげーすげーと感心してますが、
ぶっちゃけかなり危ない兵器です。
木をあんなぶっ倒すなんて…チェーンソー以上の破壊力。
そんでサテライトショット、新必殺技でクラッシュ。
ジャスティスも負けちゃったけど、必人君も勢いで岩壁に打ち付けられて
両者引き分けみたいな感じです。
これでお決まりトドメの「逆境を打ち破れー!」が「サテライトショット!」の掛け声に代わるんですね。



で、必人君の意識が戻ると、お父さんがいました。
………うわーん、もう、だめなんだよこういう展開!!
「無事だったんだね…ずっと探してたんだよ」がたまりません。
「〜したんだぞ」みたいないつもの喋り方よりちょっと可愛いです。
………………………あぁ、もう、必人かわいいなぁ!!!!!
お父さんに抱きついてさぁあああ!!!(涙)



そんな愛らしくてたまらない親子の対面が果たされる中、
憎いあんちきしょう、闇蜥蜴sが現れました。
お父さんだけまた強制退場です。谷にダイビングです。
闇蜥蜴sはジャスティスイフリートの威力に逃げます。
おまっ、逃げるなよ!!!
敵前逃亡は大蔵さん怒っちゃうよ!
(ギララとコブラ、いたよね?あとなんか、はんぺのチームにいる金髪青年)



…まぁ結局、必人君は必人君なりに頑張っているんだけど、
どうしても父ちゃんの力に頼ってますよね。
ビーダマン勝負が性能重視→性能を上げられるのは研究畑の人間。
市販以上のビーダマンが欲しいなら、そういう研究者のコネがないといけないんですかねぇ。
コドウさん、苦労したね!








次回予告

必人「父ちゃんがまた行方不明になっちゃったよ〜」
ナナ「あーあ、お家賃貰うの忘れちゃった」
必人「んなこと言ってる場合かよ。今すぐ地獄谷に行くんだ!」
ナナ「ちょっと、コン太と銃兵衛はどうすんのよ」
必人「え………あー、どうしよう忘れてたー!!」
ナナ「やれやれ」
必人「待ってろ、コン太、銃兵衛。今すぐいくからなぁ!
   『ぶち抜け!爆風の壁』。唸れ、ジャスティスイフリート!」

親父に会えば親友も仲間もきれいさっぱり忘れ去る男、玉賀必人。
闇蜥蜴のアジト in 北の国からシリーズは終わりですか。
あの破壊の申し子のアルバイターさんは出てくれませんか。
………期待はしない。












26話感想>>>